目を引くデザインと高い耐久性を兼ね備えた「チャンネル文字」は、看板製作の際に候補に入れるべき看板の一つです。
そのチャンネル文字の金属面(主にステンレス)には「ヘアライン加工(ヘアライン仕上げ)」と呼ばれる加工を行なうことができ、ヘアライン加工を行なうことで美しい光沢と高級感を演出するだけでなく、汚れや指紋が目立ちにくくなります。
この記事では、チャンネル文字のグレードアップの手段の一つ「ヘアライン加工」について詳しく解説します。「ヘアライン加工」がどのようなもので、どんなメリットがあるのか分かれば、より良いチャンネル文字の製作に繋がるはずです。
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目次
ヘアライン加工とは?

「ヘアライン加工」とは、金属表面に細かいラインを施す加工技術・仕上げ方法のことです。特にステンレス素材に用いられることが多く、ヘアライン加工を施すことによって、金属の表面が均一な光沢を持つようになり、高級感と洗練された印象を与えることができます。
ヘアライン加工は、研磨機や研削機を使用して、金属表面に微細なラインを入れることで、金属の輝きを抑えつつ、表面に美しいテクスチャーを作り出します。光の加減によって、反射する方向や強さが変化し、見る角度によって異なる印象を与えるため、非常に魅力的な仕上がりになります。
また、ヘアライン加工は、単に美しさだけでなく、実用的な面でも優れています。指紋や汚れが目立ちにくくなり、長期間にわたって清潔感を保つことができるため、看板製作においては重宝される加工方法です。
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ヘアライン加工のメリット

ヘアライン仕上げは、見た目の美しさだけでなく、実用的なメリットも兼ね備えた仕上げ方法です。すでにいくつかお伝えしましたが、ヘアライン加工のメリットをご紹介いたします。
- 美しい仕上がり
- 指紋や汚れが目立ちにくい
- 耐久性と耐候性が高まる
- デザインの適応性が高い
ヘアライン加工のメリット① 美しい仕上がり
ヘアライン加工を施したステンレスは、光沢感を抑えつつ、均一なラインが入ることで高級感が漂います。これにより看板など、視覚的に重要なものの印象を大きく高めることができます。ヘアライン加工のメリット② 指紋や汚れが目立ちにくい
金属の表面にラインが施されることにより、指紋や汚れが目立ちにくくなります。一度設置した看板に指紋が付くことは稀ですが、屋内であっても汚れは付着してしまうため、ヘアライン加工を施した看板は清潔感を保ちやすく、メンテナンスが楽になります。
ヘアライン加工のメリット③ 耐久性と耐候性が高まる
そもそもステンレス自体が非常に耐久性の高い素材であり、屋外や過酷な環境においても長期間使用することができます。それに加えてヘアライン加工を施すことで、金属表面に傷がつきにくく、劣化を防ぎ、耐候性を高めることができます。
ヘアライン加工のメリット④ デザインの適応性が高い
ヘアライン加工は、シンプルでありながらも他のデザインと調和しやすいため、どんなデザインの看板・ロゴにも適応しやすいです。そのため、企業や店舗のブランドイメージにぴったりの仕上がりにすることができます。
チャンネル文字におけるヘアライン加工の注意点

チャンネル文字におけるヘアライン加工の注意点として、弊社ではステンレスを塗装する場合、ヘアライン加工ができません。
順にご説明しますね。
【メッキ加工】の場合はヘアライン加工できる
まず、弊社のチャンネル文字の金属部分(非発光部分)はステンレスになります。
ステンレスと言えば銀色ですが、弊社では「ゴールド風」「ブロンズ風」など、ステンレスの色を選ぶことができます。

これは【メッキ加工】と呼ばれる手法で色を付けています。
【メッキ加工】の場合、ヘアライン加工を施すことができます。
【塗装】の場合はヘアライン加工できない
では、ステンレス部分を一覧には無い色、例えば「お店のロゴに使っている青と同じ色にしたい」等はできないのでしょうか。
ステンレス部分を一覧には無い色にしたい場合、メッキ加工ではなく【塗装】することでステンレスの色を変えることができます。
【塗装】の場合、ヘアライン加工を施すことができません。
【塗装】であれば好きな色にできますが、ヘアライン加工はできないということになります。
まとめ

「ヘアライン加工」とは、金属表面に細かいラインを施す加工技術・仕上げ方法のことです。
ヘアライン加工のメリットは以下の通りです。
- 美しい仕上がり
- 指紋や汚れが目立ちにくい
- 耐久性と耐候性が高まる
- デザインの適応性が高い
弊社の場合、メッキ加工の場合はヘアライン加工可能ですが、塗装の場合はヘアライン加工不可です。
まとめは以上です。
ヘアライン加工は、満足のいく看板選びの選択肢の一つになるはずです。
看板選びについてご不明点があれば、お気軽にお問合せください。プロフェッショナルとの相談は、失敗しない看板選びの一助になるはずです。
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