チャンネル文字看板

LEDチャンネル文字のおすすめフォントと選び方ガイド

    LEDチャンネル文字のおすすめフォントと選び方ガイド

    LEDチャンネル文字を含め、看板は使用するフォント(書体)によって、見る人に与える印象が大きく変わります。

    本記事では、LEDチャンネル文字に適したフォントの選び方と、おすすめ書体をご紹介します。

    LEDチャンネル文字のフォント選びの参考にしてください。

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    LEDチャンネル文字の印象はフォントで決まる

    文字の形が与える心理的効果

    最初にお伝えした通り、フォントの種類によって、見る人に与える印象や心理的な影響が異なります。

    たとえば、丸みを帯びたフォントは「やさしい」「親しみやすい」といった印象を与えるため、カフェや保育園などに向いています。

    丸みを帯びたフォント

    一方で、角ばったフォントは「信頼感」「堅実さ」を伝えるため、企業やオフィス系の看板に適しています。

    ゴシック体

    フォントと業種の相性

    • 飲食店・カフェ:やわらかく親しみやすい書体(丸ゴシックなど)
    • 美容室・サロン:スタイリッシュで洗練された書体(英字フォントなど)
    • 企業・オフィス:信頼性と視認性を重視した堅めのゴシック体

    LEDチャンネル文字は業種によって適したフォントが異なります。

    LEDチャンネル文字におすすめのフォント5選

    ① ゴシック体(ヒラギノ角ゴ・メイリオ など)

    ゴシック体 ゴシック体

    視認性が非常に高く、遠くからでも読みやすいゴシック体は、LEDチャンネル文字の定番とも言えるフォントです。

    無駄のないシンプルなデザインが特徴で、どんな業種にもマッチします。

    文字の太さが均一なので、文字の内部にLEDライトを仕込みやすく、光にムラが出にくいことも特長です。

    ② 明朝体(リュウミン・游明朝など)

    明朝体 明朝体

    縦の線が太く、横の線が細い特徴的なフォルムを持つ明朝体は、高級感や品のある印象を与えます。

    美容系・和食店・旅館など、落ち着いた雰囲気を求める業種におすすめです。

    漢字の一部や、「はね」「はらい」の先端など、細い箇所にはLEDライトを仕込みにくく、工夫が必要になります。

    多くの場合、テーパー加工を施すことで、細い文字でも綺麗に発光させることが可能です。

    チャンネル文字のテーパー加工とは、上面に向かって細くなる台形のような形状の加工

    ③ 丸ゴシック体(Rounded M+など)

    丸ゴシック体 丸ゴシック体

    丸みのあるデザインが特徴で、やさしさや親しみを演出できます。

    子ども向け施設やカフェ、小売店舗に最適なフォントです。

    ④ サンセリフ系英字フォント(Futura, Helveticaなど)

    サンセリフ系英字フォント

    海外風のスタイリッシュな印象を与えるサンセリフ体は、英字のLEDチャンネル文字で人気の高いフォントです。

    アパレル・デザインスタジオ・バーなど、洗練された空間にぴったりです。

    ⑤ 手書き風フォント(やさしさゴシック・Honey Scriptなど)

    やさしさゴシック やさしさゴシック

    オリジナリティを出したい店舗やブランドに人気の書体です。

    独特の雰囲気を演出できるため、個性的なコンセプトの店舗におすすめです。

    フォント選びで失敗しないための3つのポイント

    ① 視認性を最優先にする

    どれだけデザイン性が高くても、読みにくい看板では本末転倒です。

    特にLEDチャンネル文字では、夜間の視認性が重要になります。

    太さや間隔(カーニング)なども考慮して選びましょう。

    ② 業種・ブランドイメージと合っているか

    フォントの選び方一つで、店舗の「雰囲気」や「信頼感」は大きく変わります。

    例えば、格式高い和食店にポップなフォントを使うと、違和感を与えてしまう可能性があります。業種との相性を重視しましょう。

    和風看板 明朝体と行書体
    和風看板 丸ゴシック

    ③ 看板サイズとバランスを考える

    小さな看板や距離のある設置場所では、細すぎる書体は遠くから見えにくくなります。

    フォントの線の太さや文字間のスペースを確認し、実際のサイズ感を意識することが大切です。

    デザインが無くてもフォントの希望があれば製作可能

    弊社でチャンネル文字をご注文いただく場合、原則デザインをAIファイル(Adobe illustrator)で頂いております。

    ただ、文字のみの看板であれば、ご希望のフォントをお伝え頂くことで、弊社にてデザインを行なえる場合もあります。

    無料の範囲内で行ないますので、複雑なデザインのご要望にはお応えできかねますが、ぜひご検討くださいませ。

    なお、フォントのご希望は「ゴシック体」「明朝体」など、書体のご希望をお伝え頂いても結構ですし、Google Fontsなど無料のフォントサービスからご希望のフォントをお選び頂くことも可能です。

    また、有料のフォントをご希望の場合、AIファイルが無いと製作できない可能性がございます。

    おわりに

    LEDチャンネル文字のフォント選びは「デザイン」に留まらず、「ブランディング戦略」の一部となります。視認性、業種との相性、印象効果を総合的に判断して、最適な書体を選びましょう。

    上述の通り弊社では、ご希望のフォントをお伝え頂くことで、チャンネル文字看板の簡易的なデザインを行なっております。無料の範囲内で行ないますので、複雑なデザインのご要望にはお応えできかねる場合もございますが、ぜひ一度ご相談くださいませ。

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