チャンネル文字看板

【独立型】と【一体型】のチャンネル文字、どちらが良い?違い・選び方

    【独立型】と【一体型】のチャンネル文字、どちらが良い?違い・選び方

    「暗くても目立つ看板にしたい」「他店の看板と差別化したい」場合、『チャンネル文字』看板は非常に合理的な選択です。

    しかし、『チャンネル文字』看板には【独立型】と【一体型】があり、どのような違いがあるのか、どちらが自分の店舗に適しているのかピンと来ていない方も多いのではないでしょうか。

    この記事では『チャンネル文字』看板の【独立型】と【一体型】の特徴を比較し、どのような違いがあるのか解説、どちらを選べば良いのかアドバイスします。

    『チャンネル文字』看板選びの参考にして下さい。

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    チャンネル文字の種類

    チャンネル文字は、金属の板を曲げたり溶接して作られた立体的な文字(箱文字)の内部に、LEDライトを組み込んだ看板の文字のことを言います。

    金属面の一部を、光を通すアクリルなどにすることで、文字自体を発光させることができるのが特徴です。

    チャンネル文字は、主に【独立型】と【一体型】の2種類に分けられます。

    チャンネル文字 独立型
    チャンネル文字 一体型

    ご注文時に【独立型】か【一体型】か選ぶ必要がございますので、どのような違いがあるのか、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

    【独立型】チャンネル文字

    文字のパーツがバラバラに独立しているタイプ

    チャンネル文字 独立型
    チャンネル文字の見本②
    メリット
    • 設置時に位置の微調整できる
    • メンテナンスを個別に行える
    • 大きなサイズが製作できる
    デメリット
    • 設置に時間とコストがかかる

    【独立型】チャンネル文字は、文字のパーツがバラバラになっているタイプです。

    大型店舗でよく見られます。

    メリット

    設置時に位置の微調整できる

    【独立型】のチャンネル文字は、お手元に届いた時点ではバラバラの状態です。

    製品到着後、パーツごとに設置するため、設置時に文字の位置を微調整できるのが特徴です。

    実際に設置する壁全体とのバランスを見ながら、最適な位置に設置することができます。

    メンテナンスを個別に行える

    各文字が独立しているため、万が一、故障しても、故障したパーツだけを修理・交換することができます。

    パーツごとに修理・交換することができるため、メンテナンス性が高いのが特徴です。

    大きなサイズが製作できる

    独立型チャンネル文字のメリット 大きなサイズが製作できる

    【独立型】の場合、製作した文字ごとに配送することができるため、【独立型】のほうが大きなサイズのチャンネル文字を製作することができます。

    【一体型】の場合、すべての文字を背面板に固定して配送することになるため、製作できる看板のサイズに上限があります。

    デメリット

    設置に時間とコストがかかる

    独立型チャンネル文字のデメリット 設置に時間とコストがかかる

    【独立型】のチャンネル文字は、1文字ずつ独立して設置するため、設置作業に時間と手間がかかります。

    また、お手元には結線されていない状態で届くため、電気工事の資格保有者による結線作業が必要です。

    ご自身で資格をお持ちでない場合、お近くの業者に依頼することになるため、コストが高くなる可能性があります。

    メンテナンス時も同様で、修理・交換時に結線が必要な場合、電気工事の資格を持つ業者に依頼する必要があります。

    【一体型】チャンネル文字

    チャンネル文字が背面の板に固定されているタイプ

    チャンネル文字 一体型
    チャンネル文字 一体型
    メリット
    • 設置が比較的簡単
    • 背面板の色指定やUV印刷が可能
    デメリット
    • メンテナンスがやや手間

    このタイプは、文字のデザインが一つのパネルにまとまっているため、比較的設置が簡単で、全体が一体感を持っています。

    メリット

    設置が比較的簡単

    一体型の大きな利点は、設置が簡単に行える点です。

    文字がすでに背面板に固定されているため、現場での設置が非常にスムーズです。

    背面板は箱状になっており、箱の中で結線された状態でのお届けとなるため、設置に電気工事の資格が必要だということもありません。

    メンテナンスも資格を持たない方でも行うことができます。

    また、設置のために業者に依頼する必要がなくなるため、コストパフォーマンスが高くなります。

    背面板の色指定やUV印刷が可能

    チャンネル文字を固定する背面板の色は、お好みの色にすることができます。

    「チャンネル文字看板を使いたいけど、お店の壁の色と合わない…」という方にピッタリです。

    また、お好みの柄やイラストをUV印刷することもできます。

    UV印刷は発光しませんが、チャンネル文字看板のUV印刷は、チャンネル文字の光に照らされて、夜間でも視認しやすいのが特徴です。

    デメリット

    メンテナンスがやや手間

    【一体型】の場合、文字が背面板と一体化しているため、修理や交換などのメンテナンスが少し手間になる場合があります。

    部分的な不具合でも背面板ごと看板を取り外して修理を行う必要があるため、【独立型】よりもメンテナンス性は低いと言えるでしょう。

    【独立型】と【一体型】、選び方のポイント

    チャンネル文字 独立型
    チャンネル文字 一体型
    選び方のポイント
    1. 電気工事の資格がないなら【一体型】
    2. 大きなサイズなら【独立型】
    3. サイズによるメンテナンスの手間を考慮する

    それぞれの特徴を踏まえて、どちらを選ぶべきかは、用途や目的によって異なります。

    以下のポイントを参考に、自分に合ったタイプを選んでください。

    1. 電気工事の資格がないなら【一体型】

    「電気工事の資格を持っていない」「資格を持つ業者にも当てがない」という場合は【一体型】を選びましょう。

    前述の通り、【独立型】の設置には結線作業が必要なため、電気工事の資格がない場合、設置することができません。

    【一体型】の設置には資格が必要ないので、誰でも比較的簡単に設置することができます。

    2. 大きなサイズなら【独立型】

    【一体型】では大きなサイズのチャンネル文字を製作することができないため、大きなサイズを考えている場合は【独立型】がおすすめです。

    同じサイズのチャンネル文字でも、【一体型】だとお届けの箱のサイズが大きくなるため、大きすぎるとお届けできないためです。

    ワンポイント アドバイス

    【一体型】で製作できるサイズの上限は文字数やデザインによって異なるため、一度ご相談ください。

    3. サイズによるメンテナンスの手間を考慮する

    基本的には、パーツごとにメンテナンスできる【独立型】のほうがメンテナンス性が高いといえます。

    ただ、小さいサイズの【一体型】の場合、パッと外してまとめてメンテナンスできるため、サイズによっては【一体型】のほうがメンテナンスしやすいという側面もあります。

    看板のサイズや設置場所などを考慮し、実際にメンテナンスするときのことを想像して判断しましょう。

    まとめ

    【独立型】と【一体型】のチャンネル文字、どちらが良い?違い・選び方

    【独立型】と【一体型】のチャンネル文字には、それぞれに強みと弱みがあります。

    選ぶ際は、電気工事の資格、チャンネル文字のサイズ、設置場所、メンテナンス性などを考慮し、どちらのタイプが最適かを判断しましょう。

    特に【独立型】の場合、電気工事の資格がないと設置できないので注意してください。

    適したチャンネル文字を選ぶことができれば、暗い場所でも目立つ、他店との差別化ができる看板が、あなたのお店にずっと集客してくれます。

    あなたのお店の相棒として末永く活躍してくれるので、じっくり選ぶことをおすすめします。

    選ぶ過程でご不明点や相談したいことなどがあれば、ご遠慮なくお問い合わせください。

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